20140509

機材

今年13回忌の札幌のおじさん(母のお兄さん)は、趣味の多い人で、とくに一生懸命とりくんでいたのは、札幌市内に巣をつくっているチゴハヤブサという小さなハヤブサを丁寧に追いかけて、観察して、写真に撮ったり映像に残したりすることだった。

残念ながらそれらの機材はおじさんが亡くなったあと、ずーっと車庫に置いてあって、家族はとくに写真が趣味でもなく、使い方もその価値もよく分からないままに放置されていたそうだ。

それが、ひょんなことから、我が家の中澤くんがカメラ好きなのがバレて、だったら是非是非、ということで、おじさんの愛用のカメラ機材一式が我が家にやってくることになった。連休の時間をつかって、それらをあーでもないこーでもないといじくりまわし、ネットで調べ、またガチャガチャと取り回し、頭を掻いたり、首を傾げたり、うなずいたり、とても楽しそう。。

なかには、バズーカーというよりも大砲だね、という望遠レンズもあって、さすがにそれを買った時には事前に奥さんに許可申請があったというくらい。普通だったら、「鳥を撮りたいから」「電車を撮りたいから」「星をとりたいから」などという理由が先にあって、そういうドカーンとしたレンズを手に入れるのだと思うけど、我が家の場合は、先にレンズがやってきて、さて、じゃ、何を撮ろうか・・・とレアな流れとなった。幸い、中澤くんも趣味の多い人なので、鳥も電車も星も撮影するのは喜びにはなると思うけど、とりあえずは庭に巣を作ったネズミを窓越しに狙ってみたらいいのでは。

おじさん、大事に使わせてもらうね、ありがとう!



0 件のコメント:

コメントを投稿