20111125

<11月3日 弘前1日目~2>




















弘前で一番古いというビルを訪れて、1階の喫茶店で休憩をとる。
ちいさいチョコレートがついてくるのがうれしい。
常連さん達がカウンターに並んで女性の店主とおしゃべり中。
その方言を聞きながら旅気分にひたっていいかんじだった。



歩いている途中に見かけた建物が気になる。
なんかかわいいんだよなぁ。
色もいいし、2階の連続窓がモダンだし、ゆるい勾配の屋根のかけかたもいい。




















弘前カトリック教会


























古い酒屋さんを見学


現役で使われているというからすごい。




















雁木
柱の溝に板戸をはめ込んでふさぐようになっている。
シンプル。これでいいのだ。


























かんばんけ~ん
愛想ないのがまたいい「つんでれ」ぐあい
超かわいいっ!



























弘前城
ぜんぜん「お城」のことわかってなかった。
「天守」ってのはお殿様が住んでいるところじゃないのねぇ。
敵の攻撃から守るところだから「天守」なのねぇ。
というくらいの浅い知識でした。反省。


























街の中心にこんなところがあるなんて幸せな街だなぁ。
街の一番高いところにあって広くて岩木山がきれいに見えて、
博物館やホールなんかの文化施設もすぐ近くにあって、
こんなところに住んでたら散歩してばっかりだわ。


で、これが公園の中にある博物館。
前川國男設計。こじんまりしていいスケール感。


ホールは公園に面して開口がたっぷり。
床のタイルも鈍く光って光を反射していいなぁ。
家具も当時のまま。ぐっとくるね。


























そしてこのあと、
隣の弘前市民会館に二人で大興奮して「尻尾ぶんまわし」でかけずり回るのでした。

つづく・・・。



20111122

<11月3日 青森→弘前1日目~1>

朝5時に起きて青森に到着。
朝の青森駅周辺を散歩して、釣りに来ていた地元のおじさんともお話した。
おお、ネイティブの青森弁だ~。
半分くらい聞き取れないけど、それを一生懸命に聞き取ろうと耳をすますと、
脳のすみずみまで血液が流れる感覚があってとてもおもしろい。

おじさんは毎日釣りに来ている
おじさんは孫が二人いる
おじさんは青函連絡船に乗っていた
港では大きい鯖が釣れる
港の水がきれいなのは意識していなかった
あっちの線路をこえたところに家がある
ばーっといけば5分くらいだ
今日どこいくの?
弘前?
そーかいそーかい
気をつけてね
若いからいいね

というかんじで自転車でのんびり去っていきました。



弘前までは普通電車でのんびりと1時間弱くらい
低い朝の光が差し込んでいて、静かでおだやかな空気のなか、
乗客は女子高生もサラリーマンも学生さんも9割方うとうとと眠っている。
畑の中を進みながら時々せまる山をみると紅葉の色合いが北海道と違う。
色が多いというか緑色が少ないというか。
うむうむと一人うなずきながらきょろきょろとあっちみたりこっちみたり。

駅前のホテルに荷物を預けて街歩きスタート。

前川國男設計の市立病院
























あれ、ほんとにこれでいいのかな?ってしばらく疑いの目で見ていたけど
部分的にきっとこのへんがそうだね、とぐるっとみてみる。
あとから資料を見ると新築時からはけっこう増築が繰り返されていて
当時の面影があんまり残っていないらしい。ふむぅ。



それよりも、病院の向かいのタクシー会社の建物の方がぐっとくる
ないすぷろぽーしょんだ。
いいなぁ。こういう建物ほしいなぁ。
そんでちょっとだけキレイに直して使うの。
まんなかの細~い柱が危うくてまたいい。
もって帰れないからバシバシとシャッターを押す。




弘前昇天教会
写真でイメージするよりも小さくて、その大きさが可愛らしくてよかった。
大事に使われているようで、横の方に補修されたパーツが置いてあった。
じょじょに鼻息が荒くなってくる私です。ふがー。




すぐ近くの一戸時計店
かわいい・・・。






















ここのショーウィンドーで蓋のついた方位磁針をみつけて購入。
大きいのと小さいの。
これでもう人生迷わない。と、思う・・・。
おじさんが「え、これ買うの?」という感じを漂わせつつ丁寧に包んでくれた。


クローザー機能が内蔵されたドア丁番に注目
うむぅ、かっこいいな。



























植物がわさわさ。
なんかいい風景。





















市場を通り抜けてみると麺を売っているケースがキレイだった
こういうお店はあんまり北海道にはないなぁ。
市場で大学芋を買って歩きながら少しずつ食べた。





















弘前で一番古いビルだそうだ。いいね~。
1階はバーと喫茶店
2階にビアバー
3階におしゃれ雑貨屋さん


























2階のビアバーをのぞいてヨダレを垂らす。
しゅてきな店じゃ~。夜しかやっていないから入れないね。


あの床!!!
かっちょいいのぅ。こんな部屋に住みたいのぅ。
とドアのガラスにへばりついて覗いていた。
いつか営業中に行ってみたい。




























次回に続く~

20111120

もう11月も後半ですね。
あー、びっくり。

いまさら感もあるけれど弘前旅行をざっくり振り返ります。


<11月2日 札幌→青森>

祝日前の水曜日の夜に仕事帰りの旦那さんと待ち合わせ
売店でビールを買い込んで夜行列車に乗り込む。
高校の修学旅行以来の夜行列車。
むはー。いきなりこの旅のハイライト。
22:00発「急行はまなす」かっちょいい。
鉄道オタクではなく、乗り物があれば乗りたい!という性質。
胸がきゅーっと高鳴った。



























そしてこれがやりたかった。
旅情あふれるショットを撮って満足。
さらに限定ビールであることもポイント高し。
でも、2段寝台の上には他のお客さんが乗っていたので、
そんなにおしゃべりもできず早々にカーテンを引いて眠りについた。





















「こじる」っていう日本語好きです。
あんまり使う機会ないけどさ。





















青森着は翌朝5:40。
列車からは結構な人数が降りたはずなのに、人気のない青森駅。
あの人たちどこにいった?



朝ご飯は青森駅から歩いて5分の朝市で定食。
時間が早すぎで食べたかった刺身定食はまだ準備ができておらず、
「なかおち丼定食」「焼き魚(つぼだい)定食」
これはこれで全然OK。おいしかったです。





















青森港を散歩。


青森港はなぜか水がすっごくキレイで、不思議だった。
うむう。水の循環がいいのだろうか。
流れ込んでくる川の水がキレイなのだろうか。
泳いでいる魚の姿もはっきり見えるんだもん。
魚釣りしていた地元のおじさんに聞いてみてもわからなかった。


港には八甲田丸が展示されているのだけど、
その船よりもその隣の線路にグッとくる。
八甲田丸に列車をそのまま積み込むための線路。
もうお役ご免となっても、なお、そのままになっている。
っていうか、ただこういう写真が撮りたかっただけです。
コケがかわいい。




















青森駅周辺をぐるっと散歩して、JRで弘前に向かいます。
次回に続く・・・。





20111102

ここ最近のアルバムより・・・


まだ雪が降らないことをこれ幸いと、
三角山に初登頂。
311m制覇。
充分満足。























 かのん姫を母の仕事中をいいことに監禁。
強制的に仲良くなる作戦成功しました。

















絆創膏を貼られてしまった。
でもそれすらもうれしぃ~っす。


















当別町の「旅する木」という家具工房にお客さんにくっついて訪問。
閉校した小学校を借りて工房にしているのだけど、
体育館の古い大断面集成材の構造にほえ~っと口を開ける。
昭和33年とのこと。
すっげ~。


















で、その帰り。
秋空に飛行機雲。
いつみても飛行機雲は気持ちいいな。
シュパッとまっすぐだからかな。


















夕方に散歩。
散歩コースにこんな風景がある幸せよ。
ビバ、八紘学園




今日は登別の知里幸恵記念館の一年点検だった。
帰りにふと思いついて支笏湖経由で帰ってきて正解。
大好きな湖の際を走る道路をのんびりドライブして帰ってきた。
紅葉は山の一番下の部分にちらほら見える程度だったけど、
それもまたいいもんだ。




とまあ、自分を甘やかし気味の最近。
今晩から弘前に小旅行行ってきます。うしし。
夜行列車の寝台でビール飲むのだ。うしし。
明日の朝ゴハンは朝市で。うしし。

ではではまたまた。