20140623

ベトナム5


チュックバック湖を行く漁師さんがとても良かった。
水面すれすれを、静かにヒタヒタと進んで行く。
カヤックにいまだ興味ありな自分としては、
おじさんがずーっと遠くに行っちゃうまで見送らざるを得ない。。
北海道弁で言うと、「見送らさる」

ただし、私がほしがっているのは遊びのためのカヤック。
おじさんのボートは、日常に直結している仕事の相棒。
すでにその時点で負けだ。



チュックバック湖に行ったのは昼食に名物のエビ料理バイン・トムを食べるため。
この旅行最初の街場のベトナム料理。たいへん美味しゅうございました。
一緒に頼んだエビの入った揚げ春巻きがもっとずっと美味しくて悶絶。
この暑い空気のなか水辺で風を受けながらビールと一緒に食べると、思うことはただ一つ。
ああ、来て良かったな〜!暑いけど!!

20140617

ベトナム4

朝一番でホーチミン廟まで歩いて、地元の小学生(中学生?)の団体の列に混ざりながら粛々とホーチミンさんに会ってきた。
当初はあまり興味が無かったのだけど、(永久保存されている遺体と向き合うのがちょっと怖かったから)友人が行こうというので「これも経験。」と思って、けっきょくのところは行って良かった。こういうのはやはり友人と行く旅のメリットだよなぁ。
いまでも国民に愛されている指導者の存在ってのが日本には無いので、そういう空気に触れられて、ベトナムという国の国民性というか国のあり方というかそういう根っこのところに納得いく感じだった。


ホーチミンさんが住んでいたという家も外側から見ることができるようになっていて、その家がまた気候風土にあっていてとても素敵。部屋は書斎と寝室の二つしか無くて、それが高床式住居のように上に持ち上げられ、下のスペースは風が吹き抜ける屋外会議室のようなしつらえ。よけいな装飾も無く、たいへん居心地の良さそうな家だ。住みたい。
キッチンや浴室は無いので、それはまた別なところにあるのだろう。



ベトナムの制服はアオザイが有名だけど、それは限られた女学生だけかな?
小さい子達はこんなふうに白いシャツに赤いスカーフ。下はジーンズの子が多かった。
ベトナムでも女の子にはスキニージーンズが人気のようだった。
たぶんホーチミンさんに会いに行くときなどは正装としてこの格好をするんだと思う。
みんなかわいい。




おそろいのキリンのTシャツを着た幼稚園の子供達も来ていた。
前の子の裾をつかんで1列に並んで歩くのがベトナムスタイルらしい。
これもまたかわいくて、ニコニコしてしまう光景。

20140608

ベトナム3

街歩きをスタートすると同時に汗が吹き出す。


果物を売っているおじさん。




第一ネコ発見。
でもあんまりネコは見かけなかった。
たぶん家の中の涼しいところにいて表を歩いていないのだと思う。



朝の新聞屋さん。
新聞配達という習慣はないのだろうな。



そして途切れることのないバイクバイクバイク。

20140606

ベトナム2

ハノイの朝は早い。
5:30からバイクの音が聞こえて
ホテルの窓から見える路上では
おばさんが朝ご飯の屋台を出している。
お客さんもすでにちらほら。






朝食をすませてホテルを出ると目の前には古い給水塔があり、
出勤通学の人々がバイクでブンブン走っている。
ああ、これこそベトナム。外国きたな〜と思わせてくれる大好きな風景。
そして朝から35度くらいありそうな蒸し暑さも忘れられない。


20140602

ベトナム1

とっくのとうにベトナムからは帰ってきていたのだけど、
その旅行のために仕事にシワ寄せしていたものだから、
そのシワを解消するためにけっこう頑張った先週だった。

旅行中のいい写真はちゃんとプリントして残そうとざっと見返したりしていると、
あのハノイのどうしようもない暑さと湿度が
首の後ろあたりをフワッと撫でていくような錯覚を感じて、
でもそれは最近の札幌の、真夏のような日差しがたまたま
窓越しに自分にあたっているだけだったりする。




14時頃に千歳を出発して、インチョンで乗り換え、
現地時間の21時くらいにノイバイ国際空港に到着。
飛行機は大韓航空。見たかった映画「LIFE」を見れてよかった。
私ももっともっと妄想の翼を広げよう。

ベトナムの空港はさすが社会主義国というかんじで、
よけいな装飾もなく照明も暗めだけど、なんかそれがすごく良かった。