20141013

釧路



さすがに昔住んでいた家はなくなって新しい家が建てられていた。
でも、その前の空き地と道と電柱は当時のままで、うわーとなった。
あの電柱のそばで野良犬に囲まれたんだ。
冬はあの空き地で一人でカマクラを作って、
それが掘っている途中で崩れて、あやうく生き埋めになるところだったんだ。
超でっかいクモがいて怖かったな。
なんだかトラウマばっかり。。。

30年たった今でも、
自分のルーツはこの小学1年生から3年生の鍵っ子時代にあると思っている。
最近はあんまり鍵っ子やらせないと思うしそれはそれでいいのかもしれない。
でも、小さい頭でいろいろなことを考えて、妄想して、
一人で過ごすことも、そういうものかと受け入れて、
人生の中で最も心の柔らかい時代をそんなふうに過ごすことができたから、
今も楽しく生きて行けてる。そんな気がするのであります。



20141012

釧路


なにげない道だけど、通学路の風景。
テクテクとぼとぼ通ったよ。
こまかいところは変わっていても、
道の角度、交差点の見え方、変わってない・・・。 

あの奥の交差点で、車にのった人さらいにさらわれるという妄想が
毎日毎日自分を苦しめた。
学校で見せられた防犯教育の映像が怖すぎたのだ。
ちょうどあんなふうに見通しの悪い交差点が危ないのだ。
犯人は黒い眼鏡とマスクをしているのだ。
口を押さえられてあっというまに車に乗せられてしまうのだ。

同じ方向の子があんまりいなかったので
一人で帰ることが多かったし、鍵っ子だったので
そういう怖い妄想がノンストップ!ネバーエンディング!

脇目もふらず駆け足で信号をわたったものだよ。

でもオトナになったから今は平気でした。
さみしいもんだ。。
そして予想していたことではあるが思っていたよりも家は近かった。
子供のときはすごーく遠く感じていたのに、あっさりついた。
さみしいもんだ。。

ちょうど小学校の子供達が帰宅する時間帯で
夕日が横からさしてまぶしかった。
釧路ってこんなに西日のきつい街だったかしら。
いつも曇っていて霧がかかっていて寒いという印象が強かったけど、
そうか夕日もキレイな街だったんだな。
やっぱり来て良かったな。


20141011

釧路

通っていた日進小学校は校舎が新しくなって名前も変わっていた。
ちょっと残念。


でもかろうじて昔の校門のところにあったブロックの擁壁は変わらずあった。
記憶のディテールがぶわあっと浮かんでくる。
ある放課後、友達の女の子とふざけて相合傘の落書きを書いたのだった。
えーっと村瀬先生のときだから、1年生のときかな??
それは私の名前と、クラスの男の子の名前を書いたもので、でも相合傘そのものの意味するところを小学校1年生の私は分かってなかったんじゃないかな。
分かっていたら自分で書かないよ!
で、翌日、ませた子がそれを見つけて、帰りの会で問題になった。
誰が書いたのか犯人探しになり、あっさり犯人は自白したんだったか?
先生に命じられたのか、自主的にだったのか定かではないけど、泣きながらその相合傘を消しゴムで消している映像をハッキリと思い出したのだった。
繊細な少女の心はここである一つの曲がり角を曲がったのだな。。
どこだったかなぁ、と目を凝らしてみても分かるわけはないけど、
当時の自分の身長を想像して、
少し身を屈めてブロックを一つずつ眺めてみたのだった。

釧路

図書館、こんなんだったかなぁ?
低層部分の子供図書館に行っていたはずで、覗いてみたけど、記憶とちょっと違った。
いいように自分の記憶をアレンジしていたみたい。勝手なもんだなぁ。
こじんまりしていい雰囲気の図書館だった。
移転が問題になっているとか。。。
新築するかどうかはおいておくとしても
幣舞橋を渡った丘の上にある、この場所は変えないほうがいいんじゃないかな。


釧路

今日は一人で釧路に来ています。
30年前に住んでいた場所に行ってみようと思います。

20140929


わー、なんかかわいい車だ!
と、信号待ちの間にパチリ。
どうやらクレープ屋さんらしい。
うむむ。
そうか、せっかく建築の仕事してるんだったら
こういうこと、自分でやればいいのか!
キャンピングカーでも家でもなく、
その中間のような。ね。

確認申請もいらないし!!

20140927

砥石山

隙間は自分で作るもの。
やらきゃいけないことはいっぱいあるのだけど、
秋の晴れ間はタイミングだから近郊の山に行くことにした。
南区の中の沢から登る砥石山です。

登り始めはキレイな沢沿いを歩いて行くので大変気持ちが良い。


途中も森の中を歩く登山道。
木漏れ日がキレイだけど、久しぶりの山登りでちょっと疲れた。。
近郊の山とてあなどれず。登り2時間半くらい。


新しい黒いリュックと、山ガール的カラフル路線の真逆を意識した服装のせいなのか、
やたらと虫にたかられた今回の山登り。沢もあるから虫が多い?
春の始めか、秋の終わりが静かでいいかもしれない。


帰りに食べた六花亭のホットケーキがたまらなく美味しかったので幸せな一日となった。
きめ細かい生地がメープルシロップをたっぷり吸い込んで、
口に入れるとじゅわーっと溶けて、顔がにこーっとなる。
北海道に生まれて良かった・・・。

またね、この季節に合わせたナナカマドのお皿が素敵すぎる。欲しい!!!


20140922

上富良野キャンプ

あっというまの9月だった。。
その隙間を縫って上富良野へキャンプへ行った。
奥に見えているとんがりは美瑛富士かな?



9月も20日となれば、夜と朝は寒い。。。


朝は上富良野のソーセージやハムと、得意のホットサンド



天気があまりにも気持ちよくて、予定外に富良野岳へ。
でも山登りの準備は何もしていなかったから、
安政火口までの往復1時間ちょっとのハイキングで。
紅葉も始まっていて、あー、やっぱり登りたかったな。
でも今週はちょっと疲れが溜まっていたから体力的に無理だったよな。
などと逡巡させる秋の空だった。


20140902

旭岳

8月の最後の日に、ずっと行きたかった大雪山に行ってきた。
今回は旭岳ロープウェイから旭岳に登ってそこから間宮岳のほうをグルッと回って
またロープウェイに戻ってくるコース。


この小屋が見たかったんだよ!!
いいなぁ。。いつか自分で家をたてることがあったら、もうね、これでいいっす。
このまんま建てます。


やはり人気のある山なのでけっこうたくさんの人が登っている。
写真撮影もちょっとした順番待ちになっているほどだった。


そして山の上はすでに秋。寒いです。


雲がかかったり晴れたりの天候の中、ここにしかない風景をたくさん楽しんだ。


でもでも、やっぱりヘトヘトになったですよ。
トータルで7時間半歩き続けて最後は無言に。。
ダンナさんが「もうちょっとだよ」「もうちょっとだよ」と励ましてくれるも、
「オトナのもうちょっとは信用できんっ!(漫画よつばと!風で)」と逆ギレ気味。
だって本当にもうね、ぜんぜんゴールが見えてこないのよ。
それだけでっかい山なんだということだ。
だって私がこのとき歩いたのは大雪のほんのちょっとの部分だよ。。

日々のウォーキングからちゃんとコツコツやって、体力つけようと思ったのだった。
でもその分、旭岳温泉は最高!!!

20140808

網走

網走に行ってきた。
海と川と湖に囲まれ、起伏のある地形にうまく人がはまり込んで生活しているかんじ。
車で走るとどんどん景色が変わって、面白い街ですぐに好きになった。

ずーっと行ってみたかった博物館が網走にあって、
網走に到着してまっすぐに向かった。
「北方民族博物館」
グリーンランドの先住民族が使っていたタイプのカヤックが復元展示されていて
さっそく乗ってみる。ご満悦。
現代のものとなんら変わりがないことを確認。
すごい。


ずーっといても飽きない素晴らしい博物館だった。
関わっている人の愛を感じた。また何度でも行きたい。



で、網走監獄。これも来てみたかったのだ。うむむ〜、やはり良いっ!!

20140803

PMFピクニックコンサート


今年のPMFは天気も良くて最高の人出。
いつもは開場と同時に入る我が家だけど、
今年は仕事が立て込んでいて13:30くらいに会場入り。
しかし、かなりの混雑!
だーいぶ後ろの方で場所を確保して、
あとはのんびりうとうと音楽鑑賞です。

新しい簡単日よけテントが欲しくなる我が家でありました。

20140713

ベトナム8

2日目はハロン湾への一日ツアー。






妙に似合うと評判。


20140712

ベトナム7

昼間は暑いのでホテルの部屋で着替えたり休んだりして
夕方からまた街歩きに繰り出し、ホアンキエム湖を見下ろすカフェで休憩




ガイドブックを頼りに目星をつけて夜の街を徘徊して
ちょっと迷ったりもして夕食のお店に到着


ほんとハズレないな〜、ベトナム料理!

食後には、香菜の入ったお湯で手を洗ってくれるというサービスもあって、
男性の店員さんに手を優しく洗ってもらってデレデレする人たち。
手もふんわりいい香りになって、リラックスもして、大変良いサービスなので
ぜひ日本でも。と言いたいところだけど、なかなか難しいかな〜。

ベトナム6

いいかんじの路地



いいかんじの扉


いいかんじのお店(なにかの粉ものかな?)

いいかんじの壁


でた!ハノイ名物、おばけ電線!

20140623

ベトナム5


チュックバック湖を行く漁師さんがとても良かった。
水面すれすれを、静かにヒタヒタと進んで行く。
カヤックにいまだ興味ありな自分としては、
おじさんがずーっと遠くに行っちゃうまで見送らざるを得ない。。
北海道弁で言うと、「見送らさる」

ただし、私がほしがっているのは遊びのためのカヤック。
おじさんのボートは、日常に直結している仕事の相棒。
すでにその時点で負けだ。



チュックバック湖に行ったのは昼食に名物のエビ料理バイン・トムを食べるため。
この旅行最初の街場のベトナム料理。たいへん美味しゅうございました。
一緒に頼んだエビの入った揚げ春巻きがもっとずっと美味しくて悶絶。
この暑い空気のなか水辺で風を受けながらビールと一緒に食べると、思うことはただ一つ。
ああ、来て良かったな〜!暑いけど!!

20140617

ベトナム4

朝一番でホーチミン廟まで歩いて、地元の小学生(中学生?)の団体の列に混ざりながら粛々とホーチミンさんに会ってきた。
当初はあまり興味が無かったのだけど、(永久保存されている遺体と向き合うのがちょっと怖かったから)友人が行こうというので「これも経験。」と思って、けっきょくのところは行って良かった。こういうのはやはり友人と行く旅のメリットだよなぁ。
いまでも国民に愛されている指導者の存在ってのが日本には無いので、そういう空気に触れられて、ベトナムという国の国民性というか国のあり方というかそういう根っこのところに納得いく感じだった。


ホーチミンさんが住んでいたという家も外側から見ることができるようになっていて、その家がまた気候風土にあっていてとても素敵。部屋は書斎と寝室の二つしか無くて、それが高床式住居のように上に持ち上げられ、下のスペースは風が吹き抜ける屋外会議室のようなしつらえ。よけいな装飾も無く、たいへん居心地の良さそうな家だ。住みたい。
キッチンや浴室は無いので、それはまた別なところにあるのだろう。



ベトナムの制服はアオザイが有名だけど、それは限られた女学生だけかな?
小さい子達はこんなふうに白いシャツに赤いスカーフ。下はジーンズの子が多かった。
ベトナムでも女の子にはスキニージーンズが人気のようだった。
たぶんホーチミンさんに会いに行くときなどは正装としてこの格好をするんだと思う。
みんなかわいい。




おそろいのキリンのTシャツを着た幼稚園の子供達も来ていた。
前の子の裾をつかんで1列に並んで歩くのがベトナムスタイルらしい。
これもまたかわいくて、ニコニコしてしまう光景。

20140608

ベトナム3

街歩きをスタートすると同時に汗が吹き出す。


果物を売っているおじさん。




第一ネコ発見。
でもあんまりネコは見かけなかった。
たぶん家の中の涼しいところにいて表を歩いていないのだと思う。



朝の新聞屋さん。
新聞配達という習慣はないのだろうな。



そして途切れることのないバイクバイクバイク。

20140606

ベトナム2

ハノイの朝は早い。
5:30からバイクの音が聞こえて
ホテルの窓から見える路上では
おばさんが朝ご飯の屋台を出している。
お客さんもすでにちらほら。






朝食をすませてホテルを出ると目の前には古い給水塔があり、
出勤通学の人々がバイクでブンブン走っている。
ああ、これこそベトナム。外国きたな〜と思わせてくれる大好きな風景。
そして朝から35度くらいありそうな蒸し暑さも忘れられない。