20140331

鳥取

今回の旅で新しく出会って大好きになった街が鳥取でした。

人がのんびりしていて、
あんまり外から来た人に対して積極的に関わってこないけど、
実はちゃんと見ていてくれて、話すと優しい。

で、だいたいの人が、鳥取なんてなんで来たの?と
自分の街にたいしてあんまり誇りをもっていなそう。。
でも地元好き。

街は浮ついたところがなくて、ちょっと大通りをそれると
そこは普通に人の暮らす住宅街で、
建物が低いから空も広くて、
でも、その空はどんよりしていて、
「このへんは晴れの日が少なくてね〜」と地元の人はすまなさそうな顔をする。

駅前ではタクシーの運転手さんがニコニコしながら
鳩に餌をあげていました。

鳥取LOVE!



20140330

あ!

あ!




















ひさしぶりに、ひさびさに、外飼いの犬に出会った!!!



















でもあんまり大切にされてないかんじでかわいそうな感じもあり、
しっぽも振らないし、吠えないし、だから撫でることはやめた。

自分がこんど犬を飼うとしたらぜったいに家の中で飼うと思うけど、
それは自分も鎖につながれるのが嫌だからなんだよな。



20140324

高松→札幌

今回の旅行の最終日。
わざわざ最終日を月曜日に設定したのには理由があって、
平日にしか中に入れないであろう香川県庁舎があるから。
丹下健三さん設計です。

平日に旅行するっていうのはとてもいいもので、
知らない街の普段の顔を見ることができる。
それはまるですっぴんの女の子の顔のように愛らしいものに感じるのです。

通勤通学の人を横目に見ながら、てくてくと街を歩くと、
彼らの日常の中におじゃましている非日常の自分、という感覚が
少々の罪悪感をともないながら、よりいっそう旅人心をワクワクさせるのです。




8台分もスパンをとばした車庫。
北海道ではみられない(不可能にちかい)大胆な構造に二人で興奮。
ぐっときます。

たまたまとおりかかった古いホテルの外壁。
タイルが超かっちょいい。




今日のもうひとつの目的。香川県立体育館。
もちろん丹下健三さん設計です。
かっこいいというよりは、のこのこと歩き出しそうな、そんなイメージ。
かわいい、に近いというか。。

でもそんなこといったら失礼なほどに実際のボリュームや迫力はすごい。











このアングルが特に動物っぽい。


中には入れなかったのだけどガラスに鼻の脂をべたべたつけるほどに
のぞきこんでウハウハするのでした。








チケット売り場もかわいいね。。


さてメインディッシュの香川県庁舎に向かう前に
我々のおなかもみたしておきましょう。
というのはいまいち本格的にうどん県を体感していないので、
「セルフ」で「地元に愛されている」うどん屋さんに行きたかったのです。
調べると県庁舎のすぐ近くに、良いうどん屋さんがあることが分かりました。
昼休みの時間には外まで行列ができるらしいので、ちょっと早めにお昼ご飯です。

まさにイメージしていた「セルフ」で「地元に愛されている」うどん屋さんで
たいへんに満足いたしました。おいしかった。。
私の中のうどんラインが確定した!
これからはここのうどんを一つのラインとしてうどんを評価するのだ!と
叫んだとか叫ばなかったとか・・・。
また食べたいな〜。







で、香川県庁舎です。












 
百十四銀行の建物もすてきだった。
たぶん銅板、外壁が独特の緑色でかっこよい。



素敵なお店。「まちのシューレ」といいます。
雑貨と、食材と、カフェがひとつのフロアにあって、
すべて統一された価値観、センスで気持ちよく作られております。
お土産を買ったりして、もうちょっと時間があったのでコーヒーとトーストを。
たいへん丁寧に作られていることが分かる美味しさでございました。





















そしてバスにのって空港へ。高松空港はこじんまりしてかわいい空港。
最後にもう一度うどんを食べようということで
空港のうどん屋さんに入ったけど、そこは普通だった。。。





















2週間ぶりの札幌は、だいぶ雪もとけて、思ったよりも寒くなかった。
それでもピリッとした空気が美味しくて、すーはー、深呼吸を。



















行ってみたいところには全部行けたし、トラブルも無かった。
会う人はみんな優しいし、重たいリュックを背負って歩くのも慣れた。
できるかどうか不安だったひとり旅も意外と性に合っていることが分かった。
旅に必要なもの、必要じゃないものも分かってきた。

わがままを許してくれたダンナさまに感謝。
そして味を占めた私は、
次の旅行のためにまたせっせと働こうと誓ったのでした。
(あれ?仕事辞めてのんびりするんじゃなかったの???)