20141011

釧路

通っていた日進小学校は校舎が新しくなって名前も変わっていた。
ちょっと残念。


でもかろうじて昔の校門のところにあったブロックの擁壁は変わらずあった。
記憶のディテールがぶわあっと浮かんでくる。
ある放課後、友達の女の子とふざけて相合傘の落書きを書いたのだった。
えーっと村瀬先生のときだから、1年生のときかな??
それは私の名前と、クラスの男の子の名前を書いたもので、でも相合傘そのものの意味するところを小学校1年生の私は分かってなかったんじゃないかな。
分かっていたら自分で書かないよ!
で、翌日、ませた子がそれを見つけて、帰りの会で問題になった。
誰が書いたのか犯人探しになり、あっさり犯人は自白したんだったか?
先生に命じられたのか、自主的にだったのか定かではないけど、泣きながらその相合傘を消しゴムで消している映像をハッキリと思い出したのだった。
繊細な少女の心はここである一つの曲がり角を曲がったのだな。。
どこだったかなぁ、と目を凝らしてみても分かるわけはないけど、
当時の自分の身長を想像して、
少し身を屈めてブロックを一つずつ眺めてみたのだった。

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