20101208

ここ最近、元気がなかったのです。
心配事があって心の波がざわざわそわそわする感じの日々でした。

それは11月の末。
我が家の庭に子猫がやってきたのでした。
事務所スペースで仕事をしていたとき、窓の下をのこのこと横切る小さな影。
素早く目を走らせるとそれは小さな猫で、そろりそろりと歩いているのです。

「!!!!!!!」と声にならない叫び声をあげて居間の窓に移動する私。
向こうに気づかれないよう脳内イメージは匍匐(ほふく)前進です。

子猫は一匹で、立ち止まっては数歩進み、また立ち止まっては数歩進み、
あきらかにその進路の先にはネズミの巣穴。
しかしネズミはもういません。

その数日前に草刈団(夫の両親&私)によって雑草が一掃され、
そのときにはもうネズミはいなくなっていたからです。
きっとカラスに食べられたか、騒々しくなった途端にどこかに逃げたのだと思いました。
ネズミの巣穴と思われる穴が二ヶ所あらわになり、
それはそれで珍しいものを見たと得意げに夫に報告したのはその晩のことです。

もしかしたらあの子猫がネズミを食べたのでしょうか。
子猫はネズミの穴のある場所の前にちょこんと座り、
じーっと穴を見張っている様子でした。

突然の子猫の訪問に、そしてその可愛らしさに、
心の中で「超超超かわい~っ」と悶絶しながらカメラをかまえ、
双眼鏡をのぞき、またカメラをかまえ、忙しい私でしたが、
意外とすぐに子猫は諦めたのか、
また、のこのことした足取りで我が家の裏手に消えていったのです。

興奮した私は鼻息も荒く職場の夫に高速メールを送信。
撮りたての写真をバシバシ添付するのも忘れません。
そして帰りに猫の餌を買ってきて、と指令をだし、
その日はそれで終わりました。

つづく・・・

以下、興奮してバシバシ撮った同じような写真をどうぞ。





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